itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

17日、海外市場の反落を嫌気して東京市場は売り先行で始まった。日経平均は25日移動平均線を上回った5日移動平均線に接近して始まると、すぐに切り返す展開となったが、上値は限定的で前日の高値に接近すると押し返された。また、午後に入ってからマイナスに沈んで始まると、再び5日移動平均線に接近してもみ合いとなっていたが、取引終了にかけて買い戻され、小陽線を形成したものの7営業日ぶりの反落となった。一方TOPIX、日経500も売り先行で始まりプラスに浮上したあと、午後にはマイナスに沈んでもみ合いとなっていたが、取引終了にかけて買い戻され、TOPIXは3日連続の高値引け、日経500もプラスに浮上し、小陽線を形成して終えた。3指数ともに25日や5日移動平均線上を維持しており、過熱感が高まるなか、明日以降も維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）