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2021-03-17

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17日、FOMCを控え日経平均は7日ぶりの反落、TOPIXは7日続伸で終了

17日、FOMCの結果発表を翌日に控え、連日で高値を更新していたNYダウとS&P500が反落して終えたことが上値の重石や様子見ムードの広がりにつながった。東京市場は売り先行で始まったが、すぐに下げ止まって切り返す展開となった。また、日経平均はプラスに浮上して29,984円をつけるなど一時63円高となる場面があったが、午後に入ると、再び売り物が優勢となってマイナスに転じると、そのままマイナス圏で推移していたが、前日と同様に取引終了間際に買いが入り、日経平均はプラスに浮上したものの売り物に押され小幅安で終えた反面、TOPIXはプラスに浮上して高値引けとなった。そうしたなか業種別では、医薬品、不動産、陸運、化学、水産・農林など20業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、空運、精密機器など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザ(マザーズ)、武田薬品、アドバンテスト、NTTなどが高かった反面、東京電力が-10.15%と下落が目立ったほか、楽天、テルモ、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は29,914円33銭、-6円76銭、TOPIXの終値は1,984.03ポイント、+2.53ポイント。売買高は概算で12億52百万株、売買代金2兆5,794億円。
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