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2021-03-15

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15日、5日続伸となるも午後に膠着感が強まり、小幅高で終了

15日、前週末の海外市場でNYダウが3日連続で過去最高値を更新していたことを好感し、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まり、買いが優勢となって上げ幅を広げたところでは29,884円をつけるなど一時166円高となる場面があった。また、午前の取引時間中に発表された中国の経済指標が予想を上回る結果となったことから、午前中は29,800円台を維持して終えた。一方午後に入ってからは、他のアジア市場がまちまちで推移していたことを受け、225先物が売られたことから日経平均はマイナスに転じて始まると、今週後半に開かれるFOMCや日銀金融政策決定会合を控え様子見ムードが広がり、膠着感が強まるなか小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、空運、技巧、鉄鋼、倉庫・運輸、輸送用機器など31業種が値上がり。一方値下がりは、情報・通信、電気機器の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、楽天がトップで、値幅制限いっぱいまで買われ+24.10%となったほか、マネックスG、ファーマフーズの上昇が目立ち、ANAHD、三菱UFJFGなどが高かった反面、シャープの下落が目立ち、ソフトバンクG、日本電産、ダイキン鉱業などが安かった。日経平均株価の終値は29,766円97銭、+49円14銭、TOPIXの終値は1,968.73ポイント、+17.67ポイント。売買高は概算で15億41百万株、売買代金2兆9,345億円。
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