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マーケット情報

2021-03-11

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11日、3日続伸、米国株高が支えとなり、取引終了に上げ幅拡大して終了

11日、米下院で追加経済対策が可決されたことを好感して、NYダウが2週間ぶりに過去最高値を更新し、東京市場の下支えや押し上げ要因となった。取引開始時の日経平均は、前日とほぼ変わらずの水準で始まり、しばらくもち合いが続いたが、徐々に買いが優勢になると上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってから他のアジア市場も米国株の上昇を好感して上げ幅を拡大していたことから、東京市場にも買い安心感が広がり、一時利益確定売りに押される場面があったもののもち直し、日経平均は29,255円をつけ218円高となるなか、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、電気・ガス、サービス、建設など21業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、陸運、空運、不動産、食料品など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザが+14.49%と上昇が目立ったほか、ファーストリテイリング、マネックスG、リクルートHDなどが高かった。一方値下がりは、村田製作所、キーエンス、レーザーテック、花王などとなっている。日経平均株価の終値は29,211円64銭、+175円08銭、TOPIXの終値は1,924.92ポイント、+5.18ポイント。売買高は概算で13億77百万株、売買代金2兆8,692億円。
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