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2021-03-10

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10日、小幅続伸、米国株高を好感し上昇して始まるも値を保てず方向感のない値動き

10日、米長期金利の上昇が一服したことを受け、ナスダック総合指数が前日比+3.69%と、今年最大の上昇率となったことを好感し、東京市場は続伸して始まった。日経平均は29,100円台で始まったあと、29,233円をつけるなど一時205円高となる場面があった。ただ、前日に大幅高となっていたことから買いが続かず、取引開始後すぐに上げ幅を縮めてマイナスに転じた。また、午後に入ってからも材料不足や週末のSQを前に強弱が対立して方向感のない値動きとなり、結局小幅高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、電気機器、情報・通信、機械、その他製品、ゴム、倉庫・運輸など12業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、水産・農林、石油・石炭など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムスリーが-6.19%と下落が目立ち、マネックスG、ファーストリテイリング、ENEOSHDなどが安かった反面、レーザーテック、KDDI、ファナックなどが高かった。日経平均株価の終値は29,036円56銭、+8円62銭、TOPIXの終値は1,919.74ポイント、+2.06ポイント。売買高は概算で13億93百万株、売買代金2兆8,999億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)