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2021-03-09

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9日、反発、外部環境が下支えとなり日経平均は29,000円台を回復して終了

9日、米追加経済対策の成立への期待がNYダウを押し上げたものの、米長期金利の上昇傾向を受け、高PERの銘柄が多いナスダック総合指数が大幅に下落していたことから、東京市場は日経平均とTOPIXの反応が分かれた。日経平均は小幅高で始まったあと小幅なマイナスに転じるなど、前日の終値を挟んだ狭いレンジでの値動きとなったが、TOPIXはプラスで始まったあと、底堅い値動きとなった。一方午後に入ってからは日経平均が買われて水準を切り上げると、29,053円をつけ310円高となるなか、そのまま高値圏で終えた。売買代金も3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、不動産、電気・ガス、輸送用機器、鉄鋼、陸運、ゴム、その他金融、空運など30業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、電気機器、その他製品の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD、マネックスG、日本製鉄、ホンダなどが高かった反面、パナソニックの下落が目立ち、キーエンス、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は29,027円94銭、+284円69銭、TOPIXの終値は1,917.68ポイント、+24.10ポイント。売買高は概算で16億21百万株、売買代金3兆2,706億円。 
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