マーケットコメント


マーケット情報

2021-03-05

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

5日、まちまち、日経平均は一時600円超安となるも下げ渋り、TOPIXは反発

5日、注目されたパウエルFRB議長のインタビューで、金利上昇に対するけん制発言がなかったことから米長期金利が再び上昇し、警戒が強まったことを受けNYダウなど主要3指数が揃って下落したことが嫌気された。東京市場は続落で始まり、取引開始後も売り圧力が継続すると、日経平均は28,308円をつけるなど一時621円安となる場面があった。一方午後には週末ということもあって買い戻しが優勢になると、徐々に下げ幅を縮める展開となり、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高で高値引けとなった。そうしたなか業種別では鉱業、鉄鋼、電気・ガス、水産・農林、食料品、化学など27業種が値上がり。一方値下がりは、不動産、サービス、海運、保険など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リコー、東芝の上昇が目立ち、キーエンス、ダイキン工業などが高かった反面、マネックスG、日立造船の下落が目立ち、リクルートHD、宝町ケミカル(ジャスダック)なども安かった。日経平均株価の終値は28,864円32銭、-65円79銭、TOPIXの終値は1,896.18ポイント、+11.44ポイント。売買高は概算で14億30百万株、売買代金3兆1,752億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)