マーケットコメント


マーケット情報

2021-02-26

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

26日、大幅安、過去10番目の下げ幅となり日経平均は29,000円割れで終了

26日、米長期金利の急騰を受け、グロース株が多いナスダック総合指数が3.5%超の大幅安となったことに加え、NYダウやS&P500もそろって下落したことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は3万円を割り込んで始まると、そのまま急落する展開となり900円超値下がりすると、一旦買い戻されて午前の取引を終えた。一方、午後に入ってから午前の安値を下回ると、時間外のNYダウ先物が下落していたこともあって下げ幅を広げ、1202円安と過去10番目の下げ幅となり29,000円を割り込んで終えた。またTOPIXも61ポイント安となっている。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。下落率が大きかったのが、その他製品、電気機器、紙・パルプ、不動産、ガラス・土石、精密機器、機械などとなっている。一方下落率が小さかったのは、鉱業、石油・石炭、空運、電気・ガス、水産・農林、保険などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで-7.77%となったほか、アドバンテスト、キーエンス、SUMCO、日立などが安かった。一方値上がりは、ロゼッタ(マザーズ)が+9.42%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、ソフトバンクの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は28,966円57銭、-1,202円26銭、TOPIXの終値は1,864.49ポイント、-61.74ポイント。売買高は概算で16億88百万株、売買代金3兆6,212億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)