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マーケット情報

2021-02-25

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25日、大幅反発、米国株高を好感し、日経平均は3万円台を回復して終了

25日、米国市場で、新型コロナウイルスのワクチン接種の広がりへの期待やパウエルFRB議長が議会証言で長期の金融緩和を示唆したことなどが買い材料となり、NYダウが過去最高値を更新したことに加え、ナスダック総合指数も大幅な上昇となったことが好感され、東京市場も反発して取引が始まった。日経平均は前日大きく割り込んだ3万円台を回復して始まると、そのまま水準を切り上げ、30,213円をつけるなど一時541円高となる場面があった。また、他のアジア市場が上昇していたことやドル円が105円台後半で推移するなど、外部環境が落ち着いていたこともあって、午後に入ってからも3万円台を維持すると、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、その他製品、金属製品、その他金融など30業種が値上がり。一方値下がりは、小売、電気・ガス、医薬品の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザ(マザーズ)、ファナック、SUMCO、日立などが高く、値下がりはマネックスGのみとなっている。日経平均株価の終値は30,168円57銭、+496円57銭、TOPIXの終値は1,926.23ポイント、+23.16ポイント。売買高は概算で14億60百万株、売買代金2兆9,211億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)