マーケットコメント


マーケット情報

2021-02-24

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

24日、日経平均は午後に下げ幅を広げ、大幅安で7営業日ぶりの3万割れ

24日、休み明けの東京市場は、米長期金利の上昇傾向を嫌気したNYダウやナスダック総合指数などの不安定な値動きを嫌気して売り先行で始まった。日経平均は136円安で始まってからすぐに3万円の節目を割り込むと、3万円を割り込んで午前の取引を終えた。また他のアジア市場が下落して取引を終えると、昼休み中に225先物も下げ幅を広げる展開となり、午後の取引開始早々に午前の安値を下回った。また、日銀によるETF買いへの期待があったものの、株価の反応が弱く、断続的に出た売り物に押され、日経平均は3万円を割り込んだまま安値引けとなった。またTOPIXも安値引けとなっている。売買代金も3兆円を上回っており、大商いとなった。そうしたなか業種別では、空運、不動産、倉庫・運輸など6業種が値上がり。一方値下がりは、電気機器、精密機器、情報・通信、金属製品、紙・パルプなど27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで、-3.17%となったほか、QDレーザ(マザーズ)が-13.66%となったほか、レーザーテック、キーエンス、マネックスGなどが安かった反面、日本航空、日経ダブルインバース、ANAHD、ファーストリテイリングなどが高かった。日経平均株価の終値は29,671円70銭、-484円33銭、TOPIXの終値は1,903.07ポイント、-35.28ポイント。売買高は概算で15億70百万株、売買代金3兆4,613億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)