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マーケット情報

2021-02-19

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19日、3日続落、日経平均は一時3万円を割るも終値で維持して終了

19日、米主要3指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は取引開始時から3万円を割り込んだが、買い戻しが入って3万円台を回復するなど、3万円を下回る場面では買いが入った。一方で、3万円台を回復したものの買いが続かず再び下げ幅を広げる展開になるなど、3万円を割り込んで午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも戻りの鈍さを嫌気した売り物に押され、29,847円をつけ一時388円安となる場面があった。またTOPIXも午後に入ってから午前の安値を下回ったが、日銀のETF買いへの期待で下げ止まると、取引終了にかけて買い戻しが続き、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、紙・パルプ、精密機器の3業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、空運、陸運、石油・石炭、証券、商品、ゴムなど30業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、GDレーザ(マザーズ)が+17.71%と上昇が目立ったほか、BASE(同)、アドバンテストなども高かった。一方値下がりは、アクシージア(マザーズ)が-19.35%と下落が目立ったほか、マネックスG、ファナック、ANAHD、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は30,017円92銭、-218円17銭、TOPIXの終値は1,928.95ポイント、-12.96ポイント。売買高は概算で12億23百万株、売買代金2兆4,668億円。
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