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マーケット情報

2021-02-18

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18日、日経平均は小幅安となるも、TOPIXは1%の下落率となり続落で終了

18日、NYダウが続伸し、連日で過去最高値を更新していたことが好感され東京市場は反発して始まり、その後一気に上げ幅を広げて30,560円をつけるなど、一時268円高となる場面があった。ただ、高かったのは取引開始時だけで、買いが一巡すると直ぐに上げ幅を縮める展開となり、小幅高で午前の取引を終えた。一方、TOPIXが午前の取引をマイナスで終えていたことや、上値の重たさを嫌気した売り物が午後の取引開始時に集まると、日経平均もマイナスに沈んで始まり、152円安となったが、日銀によるETF買いへの期待や、春節の休場明けとなった上海総合指数がプラスで推移していたことから、売り込む動きは見られず下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、空運、医薬品の3業種のみが上昇した反面、証券、商品、鉄鋼、その他金融、鉱業、非鉄金属、銀行、保険など30業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネーパートナーズが+10.86%と上昇が目立ち、ファーストリテイリングが高かった反面、GDレーザ(マザーズ)、マネックスGの下落が目立ち、アドバンテスト、日立なども安かった。日経平均株価の終値は30,236円09銭、-56円10銭、TOPIXの終値は1,941.91ポイント、-19.58ポイント。売買高は概算で15億79百万株、売買代金2兆8,854億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)