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2021-02-15

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15日、経済指標をきっかけに日経平均は終値で30年半ぶりとなる3万円台回復

15日、新型コロナウイルスのワクチン接種が世界的に進むなか、景気回復への期待と取引開始前に発表された国内10-12月期GDP速報値が予想を上回る結果となったことが買いを集め、日経平均は142円高で始まり、そのまま一気に上げ幅を広げる展開となった。また、水準を切り上げながら先週末のSQ値を上回り、30年半ぶりとなる3万円に乗せたものの、達成感から一旦売り物に押される展開となり、上げ幅を縮める場面があった。一方午後に入ると、ドルが対円で105円台をつけたことを支えに先物主導で買い上がる展開となり、日経平均は3万円台に再び乗せると、30,092円をつけるなど572円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。またTOPIXは6日続伸となっている。そうしたなか業種別では、鉱業、精密機器、石油・石炭、銀行、倉庫・運輸など28業種が値上がり。一方値下がりは、空運、繊維、ゴム、海運、電気・ガスの5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、GDレーザ(マザーズ)が+25.42%と上昇が目立ったほか、オリンパスも+12.22%と買われ、BASE(マザーズ))、マネックスGなども高かった。一方値下がりは、AIINSIDE(マザーズ)が-13.00%と下落が目立ち、日経ダブルインバース、ファーマフーズ、日産自動車などが安かった。日経平均株価の終値は30,084円15銭、+564円08銭、TOPIXの終値は1,953.94ポイント、+20.06ポイント。売買高は概算で12億75百万株、売買代金2兆6,038億円。 
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