マーケットコメント


マーケット情報

2021-02-12

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

12日、売買代金は3兆円を上回るも日経平均はSQ値を下回って終了

12日、休み明けの東京市場は続伸して始まった。オプションSQだったことから取引開始時に注文が集まり、日経平均は買いが優勢となって取引開始後に29,650円をつけ87円高となったが、高かったのは取引開始時だけですぐに上値が重たくなると、マイナスに沈んで下げ幅を広げる展開となった。また29,500円を割り込み、29,417円をつけるなど一時145円安となる場面があったが、午後に入ってからは安値圏でのもち合いとなるなか、取引終了前に買い物が入り、午後の高値圏まで戻したもののSQ値を下回って終えた。一方、TOPIXは小幅高となっている。また日経平均はSQ値を下回って終えた。そうしたなか業種別では、金属、証券、商品、銀行、その他製品、石油・石炭など15業種が値上がり。一方値下がりは、海運、ガラス・土石、電気・ガス、その他金融など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.09%となるなか、メルカリ(マザーズ)が+10.79%と上昇が目立ち、マネックスG、レーザーテック、資生堂などが高かった反面、QDレーザ(マザーズ)や日産自動車、ホンダなどが安かった。日経平均株価の終値は29,520円07銭、-42円86銭、TOPIXの終値は1,933.88ポイント、+3.06ポイント。売買高は概算で13億43百万株、売買代金3兆0202億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)