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マーケット情報

2021-02-08

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8日、大幅続伸、日経平均は29,000円台を回復し、30年6ヵ月ぶりの高値水準

8日、米追加経済対策成立に向けて前進したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高でスタートしたが、その後一気に買い進まれ、これまで壁となっていた29,000円をあっさり上回ると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも買いが優勢で、高値圏でのもち合いが続いたあと、取引終了間際にまとまった買いが入り、日経平均は29,400円をつけ621円高となる場面があったが、わずかに売り物に押されて終えた。日経平均は30年半ぶりの高値となったほか、TOPIXは1991年6月以来約29年8ヵ月ぶりの高値水準で終えた。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値上がりとなり、鉄鋼、鉱業、海運、銀行などの上昇率が高かった反面、ガラス・土石、医薬品、その他金融、空運、電気機器などが安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーマフーズ(東証2部)が+10.57%と上昇が目立ったほか、JR東日本、レーザーテック、アドバンテスト、ソフトバンクGなどが高かった反面、ダイフクが-9.13%と下落が目立ち、日経ダブルインバース、ルネサスエレクトロニクス、日経ダブルインバースなども安かった。日経平均株価の終値は29,388円50銭、+609円31銭、TOPIXの終値は1,923.95ポイント、+33.00ポイント。売買高は概算で15億85百万株、売買代金3兆3,924億円。 
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