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2021-02-05

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5日、大幅反発、米国株の高値更新が好感され午後に上げ幅を拡大し商いも膨らむ

5日、米経済指標が予想を上回る結果となったことが景気回復への期待につながり、ダウなど主要3指数が揃って上昇したことに加え、ナスダック、S&P500が過去最高値を更新して終えていたことが買い材料となった。日経平均は289円高で始まったあと伸び悩んで上げ幅を縮める場面があったが、売り一巡後に切り返して午前の取引を終えた。一方、午後に入ってからは高値圏でのもみ合いが続いたあと、再び買いが優勢となって午前の高値を上回り、今日のほぼ高値で終え、TOPIXは1月14日の高値を終値で更新し、売買代金も3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、空運、水産・農林、陸運、鉄鋼、金属製品など31業種が値上がり。一方値下がりは、海運、化学の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニーが連日のトップで+6.87%となったほか、マツダが+18.52%、ファーマフーズ(東証2部)が+14.31%と上昇が目立ったほか、三菱自動車、日産自動車、日本航空なども高かった。一方値下がりは、メルカリ(マザーズ)、日経ダブルインバース、レーザーテック、エムスリーなどとなっている。日経平均株価の終値は28,779円19銭、+437円24銭、TOPIXの終値は1,890.95ポイント、+25.83ポイント。売買高は概算で15億37百万株、売買代金3兆1,898億円。 
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