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マーケット情報

2021-02-04

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4日、4日ぶりの大幅反落、アジア市場やNYダウ先物の下落が重石

4日、朝方は、決算発表に対する期待と利益確定売りとが対立する格好となり、東京市場は小幅安で取引が始まった。その後、上値の重たさが嫌気され、売り物が優勢となって日経平均は下げ幅を広げる場面があったが、押し目買いが入り、下げ渋って午前の取引を終えた。一方、昼休み中に他のアジア市場が軟調だったことや、時間外取引のNYダウ先物など米主要株価指数の先物が下げ幅を広げていたことが嫌気され、午後の取引開始後に午前の安値を下回ると、売り物が優勢となって日経平均は28,325円をつけ、そのまま今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、海運、ゴム、鉱業、石油・石炭など16業種が値上がり。一方値下がりは、サービス、化学、機械、食料品、その他製品など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニーがトップで+9.54%となったほか、日立、東京電力HD、ミンカブ・ジ・フィンフォノイド(マザーズ)などが高かった反面、花王の下落が目立ち、リクルートHD、エムスリー、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は28,341円95銭、-304円55銭、TOPIXの終値は1,865.12ポイント、-5.97ポイント。売買高は概算で13億44百万株、売買代金2兆8,045億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)