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2021-01-27

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27日、IMFの上方修正を受け上昇して始まるも上げ幅を縮めて終了

27日、IMF(国際通貨基金)が2021年の世界経済見通しを上方修正したことに加え、日本の成長率も上方修正されたことが株価の押し上げや支えとなった。日経平均は100円ほど値上がりして始まり、じわじわと上げ幅を広げ208円高となる場面があったが、買い一巡後は急速に上げ幅を縮め、一瞬マイナスに転じなど売り物に押された。ただ、マイナスに転じたところでは押し目買いが入り、持ち直して午前の取引を終えた。一方午後に入ってから商いは高水準を維持したものの積極的な買いが入らず小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、不動産、電気機器、食料品、その他製品、機械など23業種が値上がり。一方値下がりは、海運、鉄鋼、空運など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムスリーがトップで-5.43%となったほか、マクアケ(マザーズ)の下落が目立ち、バルミューダ(同)、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクスなどが安かった。一方値上がりは、ファーマフーズ(東証2部)が+14.84%と上昇が目立ち、日東電工、キヤノン、キーエンスなどが高かった。日経平均株価の終値は28,635円21銭、+89円03銭、TOPIXの終値は1,860.07ポイント、+12.07ポイント。売買高は概算で11億59百万株、売買代金2兆6,188億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)