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2021-01-26

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26日、ワクチン普及の遅れやアジア株の軟調さを嫌気して大幅反落

26日、各国で期待されている新型コロナウイルスのワクチン普及に不透明感が広がったことを嫌気して、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は125円安で始まったが、時間の経過とともに下げ幅を広げる展開となった。また、他のアジア市場が下げ幅を広げて終えていたこともあって、午後の取引が始まってしばらくして、日経平均は28,572円をつけるなど一時294円安となったあと、日銀のETF買い期待で買い戻されて下げ幅を縮める場面があったが買いが続かず、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、水産・農林、食料品、医薬品の4業種が値上がり。一方値下がりは、海運、ゴム、非鉄金属、鉱業、輸送用機器など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ツインバード工業(東証2部)の上昇が目立ち、東京電力HD、キヤノンが高かった反面、BASE(マザーズ)が-10.40%と下落が目立ち、オーケーエム(東証2部)、エムスリー、富士通などが安かった。日経平均株価の終値は28,546円18銭、-276円11銭、TOPIXの終値は1,848.00ポイント、-14.00ポイント。売買高は概算で10億70百万株、売買代金2兆3,130億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)