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2021-01-18

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18日、薄商いのなか、米国株安やイベントを控え利益確定売りに押され続落

18日、前週末の米国株安や米大統領の就任式などのイベントを控え、東京市場は売り先行となり、終日上値の重たい一日となった。日経平均は280円安で始まったあと下げ幅を広げ、28,111円をつけるなど一時407円安となる場面があった。その後買い戻しで下げ幅を縮める場面があったものの、今晩のNY市場が休場となることから取引参加者が少なく、買戻しが続かなかったことに加え、日欧の金融政策の発表やバイデン次期大統領の就任式などを控え様子見ムードが広がり、午後は小動きのままわずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、精密機器の2業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、海運、保険、石油・石炭、ガラス・土石、鉄鋼、証券、商品など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エヌ・ピー・シー(マザーズ)、BASE(同)、ENECHANGE(同)などの上昇が目立ち、日本電産、ルネサスエレクトロニクスなどが高かった半面、SUMCO、キヤノン、三井住友FG、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は28,242円21銭、-276円97銭、TOPIXの終値は1,845.49ポイント、-11.12ポイント。売買高は概算で9億08百万株、売買代金1兆9,320億円。 
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