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2021-01-12

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12日、米株安を嫌気して始まるも、押し目買いが優勢となり小幅に続伸して終了

12日、米主要3指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は28,004円で始まると、そのまま下げ幅を広げ27,899円をつけるなど節目の28,000円を割り込み、一時239円安となる場面があった。ただ、売りが優勢だったのは取引開始時だけで、直ぐに買い戻しや押し目買いが優勢となってプラスに浮上した。またプラスに浮上した場面では、28,287円をつけ148円高となり強含んだが、売り物に押され値を保つことができなかった。その後は方向感のない値動きとなるなか結局小幅高で終えた。日経平均は3日続伸、TOPIXは4日続伸となり、売買代金も2兆8,900億円台と高水準だった。そうしたなか業種別では電気・ガス、石油・石炭、空運、医薬品、鉱業など18業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、証券、商品、サービス、小売、非鉄金属、海運など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、中外製薬、良品計画、ルネサスエレクトロニクスなどが高かった反面、レノバ、エムスリー、NTT、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は28,164円34銭、+25円31銭、TOPIXの終値は1,857.94ポイント、+3.00ポイント。売買高は概算で13億35百万株、売買代金2兆8,947億円。 
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