マーケットコメント


マーケット情報

2020-12-30

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30日、大納会は反落、前日の大幅高の反動やNY市場の反落を受け、売り物に押される

30日、前日の大幅高の反動やNY市場でダウなど主要株価指数が反落して終えていたことを受け、東京市場も売り先行となった。日経平均は小幅安で始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり、10時過ぎ頃には27,338円をつけるなど一時229円安となる場面があった。ただ、売りが一巡するとじわじわと下げ渋る展開となった。また午後に入ってからは、他のアジア市場の値動きが堅調でプラスで推移して上げ幅を広げていたことや、日銀のETF買いへの期待もあってプラスに浮上する場面があったが、値を保つことができず売り物に押されて終えた。そうしたなか業種別では空運、海運、石油・石炭、証券、商品の4業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、鉄鋼、繊維、ゴム、非鉄金属など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ココペリ(マザーズ)が+15.80%、ウェルスナビ(同)が+12.10%と上昇が目立ったほか、レノバ、AIINSIDE(同)などが高かった反面、信越化学、キーエンス、ファナック、エムスリーなどが安かった。日経平均株価の終値は27,444円17銭、-123円98銭、TOPIXの終値は1,804.68ポイント、-14.50ポイント。売買高は概算で8億78百万株、売買代金1兆9,606億円。 
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