マーケットコメント


マーケット情報

2020-12-23

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23日、反発、買い戻しが入り小幅高で終えるも、商いは大幅に減少し2兆円割れ

23日、前日の大幅安の反動で朝方は買い先行で取引が始まった。日経平均は取引開始直後に26,585円をつけるなど148円高となる場面があったが、高かったのは取引開始時だけで、その後は伸び悩む展開となった。また米議会で可決した追加経済対策に対してトランプ大統領が批判したと伝わったことから大統領の署名を受けての成立に対する不透明感が広がると、時間外のNYダウ先物が下落する展開となり、日経平均も連動してマイナスに沈む場面があった。一方午後に入ると、薄商いで上値が重たくなるなか、様子見ムードが広がり小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、サービス、医薬品、電気機器、水産・農林、電気・ガスなど15業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、非鉄金属、繊維、海運、銀行など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、前日IPOで上場したウェルスナビ(マザーズ)が+20.65%と値幅制限いっぱいまで買われたほか、かっこ(同)、BASE(同)の上昇が目立ち、オリエンタルランドも高かった。一方値下がりは、バルミューダ(マザーズ)、日産自動車、スズキ、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は26,524円79銭、+88円40銭、TOPIXの終値は1,765.21ポイント、+4.09ポイント。売買高は概算で9億91百万株、売買代金1兆8,106億円。 
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