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2020-12-18

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18日、まちまち、国内の感染拡大重石となり日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高で終了

18日、米国株が揃って過去最高値を更新していたものの、国内の新型コロナウイルスの感染者数の増加で経済の正常化に対する警戒が上値の重石となった。日経平均は小幅安で始まったあと強弱が対立する展開となりプラスに浮上したが値を保つことができず、午前の取引終了にかけて下げ幅を広げる展開となった。また昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と発表されたが、もみ合ったあと戻りの鈍さが嫌気されると下げ幅を広げ、日経平均は26,707円をつけるなど一時99円安となる場面があった。ただ、売り込む動きは見られず買い戻され、結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、空運、その他金融、石油・石炭など21業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、不動産、その他製品、機械など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、BASE(マザーズ)、ソフトバンク、ホンダ、リクルートHDなどが高かった反面、ダイキン工業、オリエンタルランド、東京エレクトロン、ブリヂストンなどが安かった。日経平均株価の終値は26,763円39銭、-43円28銭、TOPIXの終値は1,793.24ポイント、+0.66ポイント。売買高は概算で12億96百万株、売買代金2兆8,959億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)