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2020-12-15

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15日、日経平均は反落、TOPIXは3日ぶりの反落で終了

15日、米国でワクチンの接種が14日から始まっているものの、感染拡大が止まらずロックダウンの導入観測が浮上したことがNYダウの下落につながったことや、国内でもGo Toキャンペーンの一時停止が前日に発表されたことが売り材料となった。日経平均は小幅安で始まり、売り一巡後は買い戻しが入って一瞬プラスとなる場面があった。ただ、買いが続かなかったことや時間外取引のNYダウ先物がマイナスなったことなどが225先物の売りを誘う格好となり、26,605円をつけるなど126円安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻しが入り下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、ガラス・土石、非鉄金属など5業種が値上り。一方値下がりは、空運、保険、鉄鋼、電気・ガス、ゴムなど28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、神戸物産、ANAHDの下落が目立ち、オリエンタルランド、SUMCOなどが安かった。一方値上がりは、川崎重工、カラダノート(マザーズ)、エムスリーなどが高かった。日経平均株価の終値は26,687円84銭、-44円60銭、TOPIXの終値は1,782.05ポイント、-8.47ポイント。売買高は概算で11億18百万株、売買代金2兆2,219億円。
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