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2020-12-11

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11日、まちまち、TOPIXは反発するも日経平均は続落でSQ値を下回って終了

11日、今日がメジャーSQだったが、いつもほど買いが入らず、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高で始まった。その後、信越化学など日経平均への寄与度が高い銘柄が売り物に押されると、日経平均も下げ幅を広げる展開となった。日経平均は26,553円をつけるなど一時203円安となる場面があったが、売りが一巡すると下げ渋る展開となった。午後の取引開始早々に午前の安値に接近したが、売り込む動きが見られず、自動車や銀行株など時価総額が大きなセクターが買われたことがTOPIXを押し上げプラスに浮上すると、日経平均も下げ幅を縮めて終えた。ただ日経平均の終値はSQ値(26,713円47銭)に届かなかった。そうしたなか業種別では、空運、輸送用機器、その他製品、電気・ガス、銀行など20業種が高かった反面、海運、紙・パルプ、その他金融、ガラス・土石など13業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、BASE(マザーズ)の上昇が目立ち、トヨタ自動車、エムスリー、ANAHDなどが高かった反面、ソフトバンクG、SUMCO、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は26,652円52銭、-103円72銭、TOPIXの終値は1,782.01ポイント、+5.80ポイント。売買高は概算で12億82百万株、売買代金2兆8,820億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)