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マーケット情報

2020-12-09

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9日、大幅反発、日経平均は大幅高となり、1991年4月17日以来の高値で終了

9日、取引開始前に発表された10月の機械受注統計が予想を大幅に上回り、景気敏感株を中心に買われたことから、東京市場は上げ幅を広げる展開となった。日経平均は小幅高で始まり、上げ幅を広げる展開になると、26,800円に接近して午前の取引を終えた。また、午後には、日経平均への寄与度が高いソフトバンクGに材料が出て買われると、午前の高値を上回って26,826円をつけるなど一時359円高となるなか、1991年4月17日以来の高値水準で終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、空運、海運、紙・パルプ、機械、精密機器、鉄鋼など30業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、石油・石炭、電気・ガスの3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、不二精機(ジャスダック)が+28.69%と値幅制限いっぱいまで買われ上昇が目立ったほか、日産自動車、レーザーテック、ソフトバンクGが高かった反面、日経ダブルインバース、日本電産、エムスリー、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は26,817円94銭、+350円86銭、TOPIXの終値は1,779.42ポイント、+20.61ポイント。売買高は概算で10億96百万株、売買代金2兆3,361億円。 
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