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マーケット情報

2020-12-08

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8日、大幅安で始まるも経済対策などで買い戻され下げ幅を縮小して終了

8日、前日の下落の流れが続き、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は取引開始早々に26,327円をつけ一時220円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると下げ渋り、菅首相が追加の経済対策が約73兆円になると正式に表明したことなどが支えとなり、マイナス圏でのもち合いを続け午前の取引を終えた。また、午後に入っても買い戻しの流れが続き、日経平均は下げ幅を24円安まで縮める場面があったが、終了間際にまとまった売り物が出て結局80円安で終えた。取引終了間際の売り物でかろうじて売買代金が2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、サービス、海運、情報・通信、その他製品など10業種が値上り。一方値下がりは、空運、医薬品、その他金融、石油・石炭、ゴム、銀行、保険など22業種となったほか、変わらずが小売の1業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共、日本航空、エヌピーシー、ファナックなどが安かった反面、ファーマフーズ(東証2部)の上昇が目立ち、エムスリー、ブイキューブ、キーエンスなどが高かった。日経平均株価の終値は26,467円08銭、-80円36銭、TOPIXの終値は1,758.81ポイント、-1.94ポイント。売買高は概算で10億29百万株、売買代金2兆0444億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)