itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

1日、日経平均、TOPIXともに反発して始まった。日経平均は上向きの5日移動平均線上で始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となり、一時前日の高値を上回る場面があった。取引終了にかけて伸び悩んだものの、過去最高値からリーマンショック後の安値までの値幅の61.8％戻しを終値で上回り、小陽線を形成して終えた。ただ、200日移動平均線との乖離率が20.75％まで拡大しており、明日以降も乖離率が拡大するのかが注目される。一方TOPIXは反発して始まったあと、上向きの5日移動平均線を上回る場面があったが、維持できずに押し返され、5日移動平均線を下回ったまま小陽線を形成して終えた。TOPIXの200日移動平均線との乖離率も13.01％と、高水準のままで推移しており、5日移動平均線上を回復できるのかや乖離率が拡大するのかが注目される。
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