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マーケット情報

2020-12-01

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1日、大幅反発、日経平均は年初来高値を更新したほか一時26,800円台を回復

1日、米バイオ医薬品大手モデルナが米食品医薬品局(FDA)に緊急使用を申請した、と取引開始前に伝わったことが株価の押し上げ要因となった。日経平均株価は26,600円台に乗せて始まったあと、しばらく強弱が対立していたが、先物主導で上げ幅を広げる展開になると、午後の取引開始早々には26,852円をつけるなど一時418円高となる場面があった。取引終了にかけて伸び悩んだものの1991年4月以来29年ぶりの高値を再び更新して終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、非鉄金属、金属製品、倉庫・運輸、海運、不動産など27業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、電気・ガス、鉱業など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、AIINSIDE(マザーズ)、SUMCOの上昇が目立ったほか、東京エレクトロン、ファナックなどが高かった反面、任天堂、リクルートHD、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は26,787円54銭、+353円92銭、TOPIXの終値は1,768.38ポイント、+13.60ポイント。売買高は概算で13億31百万株、売買代金2兆8,191億円。
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