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2020-11-19

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19日、まちまち、TOPIXは反発するも日経平均は続落で取引終了

19日、米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が高止まりしており、行動制限が再び広がるのではないかといった懸念からNYダウなど主要株価指数が揃って下落したことなどが売り材料となった。日経平均は100円程値下がりして始まり、その後は国内の材料不足から25,600円を挟んだもみ合いが続いて午前の取引を終えたが、午後に入ると、戻りの鈍さを嫌気した売りものに押されたことに加え、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が500人を超え、連日で過去最多を更新したと伝わると売りが優勢となり、25,474円をつけるなど一時253円安となる場面があった。ただその後は日銀によるETF買いへの期待もあって買い戻しが入り、日経平均は下げ幅を縮め、TOPIXは小幅な反発で終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、陸運、建設、卸売、機械など21業種が値上り。一方値下がりは鉄鋼、非鉄金属、鉱業、証券、商品など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川本産業が+13.22%、ブイキューブが+9.31%と上昇が目立ち、シャープ、ZHDなどが高かった。一方値下がりは、AIINSIDE(マザーズ)が-11.69&%と下落が目立ち、アドバンテスト、ファーストリテイリング、東京エレクトロンなどが安かった。日経平均株価の終値は25,634円34銭、-93円48銭、TOPIXの終値は1,726.41ポイント、+5.76ポイント。売買高は概算で13億68百万株、売買代金2兆8,636億円。 
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