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2020-11-17

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17日、続伸、日経平均は26,000円台を回復、TOPIXも戻り高値を更新

17日、米ファイザーに続いて同モデルナが、現地16日に新型コロナワクチンの有効性について発表したことが経済活動の正常化への期待につながり、米国市場でNYダウとS&P500が過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は前日の高値を上回り26,000円台に乗せて始まると、26,057円をつける場面があったが、ボリンジャーバンドの+3σには届かず、しばらくして伸び悩む展開となった。また、一時マイナスに沈み、ボリンジャーバンドの上向きの+2σに接近する水準まで下げ幅を広げる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、取引終了にかけて26,014円までもち直し、日経平均は29年ぶりの高値水準で終えた。一方TOPIXも同様な値動きでマイナスに沈んだ場面から取引終了にかけてもち直し続伸となったものの、ボリンジャーバンドの+2σを割り込んで終えた。そうしたなか、両指数のモメンタムに逆行現象が発生しており、明日以降、値を保つことができるのかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)