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マーケット情報

2020-11-12

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12日、日経平均は8日続伸、終値で25,500円台を回復するも一瞬マイナスに沈む

12日、米国市場でNYダウは小幅に反落していたものの、ナスダックやS&P500が大幅高となっていたことから、ワクチン開発の進展に対する期待が継続する格好となり、東京市場は買い先行で取引が始まった。日経平均は25,400円台に乗せて始まったあと上げ幅を広げ、25,587円をつけるなど一時238円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると徐々に伸び悩み始め、TOPIXがマイナスに転じるなど、上昇ピッチの速さに対する警戒が高まって利益確定売りを誘い、TOPIXはマイナスに沈んだまま午前の取引を終えた。また、午後に入ってからはTOIXが下げ幅を広げると、日経平均も売り物に押されて一瞬マイナスに沈む場面があったが、持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、情報・通信、精密機器、機械など8業種が値上り。一方値下がりは、不動産、保険、空運、その他金融、鉄鋼など8業種が値上り。一方値下がりは、不動産、保険、空運、その他金融など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ツインバード工業(東証2部)、任天堂、エムスリー、ファナックなどが高かった反面、JR東日本、三菱UFJFG、ZHD、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は25,520円88銭、+171円28銭、TOPIXの終値は1,716.50ポイント、+1.50ポイント。売買高は概算で13億48百万株、売買代金2兆8,059億円。
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