マーケットコメント


マーケット情報

2020-11-11

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11日、7日続伸、終値で25,000円台を回復し大幅高で終了、売買代金も高水準

11日、コロナウイルスのワクチン期待が継続する格好となり、東京市場は大幅に上昇する展開となった。日経平均は昨日押し返された25,000円台に乗せて始まったあと、しばらくもみ合いが続いていたが、午前の取引終了にかけてNYダウなど米主要3指数の先物が揃って上昇していたことが、昨日同様に今晩のNY市場の上昇への期待につながり、上げ幅を広げると、午前は25,300円台に乗せて取引を終えた。また225先物が昼休み中に買われていたことがきっかけとなり、午後の取引開始早々に25,401円をつけ、一時495円高となる場面があった。その後は水準を切り上げたまま再びもち合いが続いたあと、利益確定と見られる売り物に押される場面があったが、結局今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、不動産、鉱業、保険、海運、銀行、ガラス・土石など30業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、空運、情報・通信の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オリックス、日立、ダイキン工業、富士フイルム、日本電産などが高かった反面、BASE(マザーズ)、任天堂、日経ダブルインバース、リクルートHD、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は25,349円60銭、+444円01銭、TOPIXの終値は1,729.07ポイント、+18.90ポイント。売買高は概算で16億83百万株、売買代金3兆4,841億円。
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