マーケットコメント


マーケット情報

2020-11-10

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10日、6日続伸、両指数ともにBBの+3σを下回り、上ヒゲを形成して終了

10日、新型コロナウイルスの開発が進展したと伝わったことが買い材料となり、ナスダックを除く欧米の主要指数が大幅高で終えていたことが好感され、東京市場も大幅高で始まった。日経平均は前日の高値やボリンジャーバンドの+3σを上回ると同時に、29年ぶりとなる25,000円に乗せて始まった。その後日経平均は25,279円をつける場面があったが、買い一巡後は短期的な過熱感への警戒が高まり伸び悩む展開となった。また、午後に入ると上げ幅をさらに縮め、ボリンジャーバンドの+3σを下回って一瞬マイナスに沈む場面があった。取引終了にかけてもち直したものの、+3σをわずかに下回り、上ヒゲ陰線を形成して終えた。一方TOPIXも窓をあけて始まり、上向きの+3σを上回る場面があったが、値を保つことができず上ヒゲ陽線を形成して終えた。両指数ともにボリンジャーバンドの+3σを上回る場面があったものの、終値で下回っており、明日以降上昇した場合でも、+3σに届かなかった場合はマザーズ指数のように急落することが考えられ要注意。
(インベストラスト会員向けコメントあり)