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2020-11-09

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9日、大幅に5日続伸、日経平均は24,962円まで上昇するも25,000円には届かず

9日、週末に、米大統領選挙でバイデン候補が勝利したと複数の米メディアが伝え、大統領選挙の不透明感払しょくへの期待につながると、8時45分からスタートする225先物市場で買いが優勢で始まった。また、225先物の上昇を受け、現物市場も大幅に上昇して取引が始まり、日経平均は24,500円台に乗せて始まったあと、上げ幅を広げる展開となった。さらに日経平均は24,800円台に乗せたあともみ合って午前の取引を終えたが、昼休み中に他のアジア市場が上げ幅を拡大していたことや、NYダウなど米主要指数の先物が時間外取引で1%を超える上昇となっていたことなどから、24,962円をつけるなど一時637円高となる場面があった。ただ、急ピッチの上昇に対する警戒もあって利益確定と見られる売り物に押され、高値から100円超上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、精密機器、情報・通信、海運、輸送用機器など27業種が値上り。一方値下がりは、空運、医薬品、鉱業、繊維など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ホンダが+9.42%と上昇が目立ち、ソフトバンクG、エムスリー、第一三共などが高かった反面、エーザイが-23.64%、スクウェア・エニックスが-14.06%と下落が目立ち、日本航空、カラダノート(マザーズ)なども安かった。日経平均株価の終値は24,839円84銭、+514円61銭、TOPIXの終値は1,681.90ポイント、+23.41ポイント。売買高は概算で12億27百万株、売買代金2兆6,493億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)