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2020-11-05

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5日、日経平均は約2年1ヵ月ぶりの高値をつけ、年初来高値を更新して終了

5日、米大統領選挙でバイデン候補が優勢と伝わり、選挙の結果が早期に決着するとの見方や財政出動による経済対策への期待で、NYダウなど主要株価指数が大幅に続伸して終えていたことが東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は23,700円台に乗せて始まったあと、NYダウなど米指数の先物が時間外取引で上昇していたことが今晩のNY市場の上昇期待につながり、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってから一時伸び悩む場面があったが、今年1月以来、9ヵ月半ぶりに24,000円台に乗せたあと、取引終了にかけて先物主導で買いが継続し、24,112円をつけるなど一時417円高となるなか、終値ベースで2年1ヵ月ぶりの高値となる24,105円で終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、精密機器、情報・通信、電気機器など21業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、保険、海運など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、BASE(マザーズ)、中外製薬、第一三共、レーザーテック、ソフトバンクGなどが高かった反面、プレミアアンチエイジング(マザーズ)、日経ダブルインバース、三井住友FG、信越化学などが安かった。日経平均株価の終値は24,105円28銭、+410円05銭、TOPIXの終値は1,649.94ポイント、+22.69ポイント。売買高は概算で13億44百万株、売買代金2兆7,052億円。
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