マーケットコメント


マーケット情報

2020-10-28

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28日、欧米のCOVID-19の新規感染者数の増加や米経済対策の成立遅れが重石

28日、欧米で新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が止まらないことや、米国で追加の経済対策の成立が遅れていることなどが嫌気され、東京市場は前日同様売り先行で始まった。ただ、取引開始時から売り込む動きは見られず、23,334円をつけ151円安となったところで切り返す展開となった。また、午後に入ってからは他のアジア市場がまちまちだったことから、一時午前の安値に接近する場面があったが、取引終了にかけて下げ幅を縮め小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、小売、その他製品、電気機器など6業種が高かった反面、鉱業、鉄鋼、保険、不動産、非鉄金属、証券、商品など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ツインバード工業(東証2部)が+25.43%、シマノが+17%、マクアケ(マザーズ)が+16.62%と上昇が目立ったほか、HOYA、日本電産などが高かった反面、ネットワンシステムズが-12.25%と下落が目立ったほか、富士通、キヤノンなども安かった。日経平均株価の終値は23,418円51銭、-67円29銭、TOPIXの終値は1,612.55ポイント、-4.98ポイント。売買高は概算で11億83百万株、売買代金2兆3,564億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)