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マーケット情報

2020-10-27

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27日、小幅続落、米国株安を受け一時200円超安となるも下げ渋り

27日、新型コロナウイルスの感染が再拡大していることや、追加の経済対策がなかなか合意されないことなどが嫌気され、NYダウなど米主要3指数が大幅安で終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は23,300円台で始まると下げ幅を広げ、23,232円をつけるなど一時262円安となる場面があったが、売り一巡後に切り返し、下げ幅を縮める展開となった。午後に入って一旦売られる場面があったものの、NYダウ先物が時間外取引で上昇していたことから225先物の買い戻しが活発となり、今日の高値で終えた。TOPIXも今日の高値で終えているが、売買代金は12営業日連続で2兆円を下回った。そうしたなか業種別では、その他製品、精密機器、情報・通信、水産・農林など9業種が値上り。一方値下がりは、空運、鉱業、ゴム、海運、鉄鋼、不動産、建設、輸送用機器など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キヤノン、弁護士ドットコム(マザーズ)の上昇が目立ち、ZHD、エムスリー、任天堂などが高かった。一方値下がりは、日本ビルファンド、日本電産、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は23,485円80銭、-8円54銭、TOPIXの終値は1,617.53ポイント、-1.45ポイント。売買高は概算で9億45百万株、売買代金1兆8,631億円。 
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