itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

29日、東京市場は配当落ち日となることから売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに取引開始後下げ幅を広げ、上向きの5日移動平均線まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、売り込む動きは見られず切り返すと、そのまま下げ幅を縮めた。また、午後に入ってからは買いが優勢となり、プラスに浮上すると、前日の高値を更新したことに加え、両指数ともに3月以降の取引時間中の戻り高値を更新したが、取引終了にかけて売り物に押され、日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安となり、両指数ともに小陽線を形成して終えた。一方、両指数ともに終値ベースの戻り高値を更新できておらず、明日以降戻り高値を更新して値を保つことができるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）