マーケットコメント


マーケット情報

2020-09-29

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29日、日経平均は配当落ち分を埋めて3日続伸、TOPIXは3日ぶりの反落で終了

29日、米国株とドルの上昇が支援材料となった。配当落ち日となる東京市場は、日経平均株が101円安で始まり163円安となる場面があった。ただ、前日のNY市場で主要3指数がそろって大幅続伸となっていたことが支援材料となり、売り一巡後は下げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからはドル円が買われ105円40銭台から60銭台後半まで上昇したことも株価を押し上げる要因となり、日経平均は午後1時過ぎにプラスに転じると、上げ幅を広げ23,622円をつけ111円高となり、3月以降の戻り高値を更新して強含んだ。ただ、取引終了にかけては利益確定売りに押され、小幅高で終える結果となった。一方TOPIXも一時プラスに浮上する場面があったが、値を保つことができずに3日ぶりの反落で終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、情報・通信、水産・農林、鉱業、その他製品など11業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、電気・ガス、銀行、保険、陸運、建設、卸売りなど22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+1.67%となったほか、チェンジ、神戸物産、キーエンス、日本電産などが高かった。一方値下がりは、KDDI、ソフトバンク、武田薬品、楽天などとなっている。日経平均株価の終値は23,539円10銭、+27円48銭、TOPIXの終値は1,658.10ポイント、-3.83ポイント。売買高は概算で11億40百万株、売買代金2兆3,585億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)