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マーケット情報

2020-09-08

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8日、経済指標の改善や他のアジア市場の反発が株価を押し上げ3日ぶりの反発

8日、米国市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、東京市場は方向感のない値動きとなった。取引開始時は買い先行となり、日経平均は100円程値上りして始まったが、その後は上げ幅を縮めたほか、午後には売り物で始まり、TOPIXはマイナスに沈む場面があるなど、値を消す展開となった。一方、午後2時過ぎに景気ウォッチャー調査が改善したことや、マイナスで推移していた香港ハンセンや上海総合など他のアジア株がプラスに転じたことなどが株価を押し上げ、今日のほぼ高値で終えた。そうしたなか業種別では、サービス、食料品、鉄鋼、不動産、非鉄金属など30業種が値上り。値下がりは、その他製品、機械、電気・ガスなど3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーマフーズ(東証2部)が+25.44%と上昇が目立ち、アサヒGHD、レーザーテック、楽天などが高かった反面、任天堂、ダイキン工業、SMC、JR東日本などが安かった。日経平均株価の終値は23,274円13銭、+184円18銭、TOPIXの終値は1,620.89ポイント、+11.15ポイント。売買高は概算で10億74百万株、売買代金2兆0941億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)