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マーケット情報

2020-09-01

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1日、9月相場入りとなるも材料不足で商いが盛り上がらず、小幅安で終了

1日、前日の大幅高のあとの伸び悩みに対する警戒もあって、東京市場は売り先行で取引が始まった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと、狭いレンジでのもみ合いとなったが、中国の8月財新製造業PMIが予想を上回ったことが伝わると、両指数ともに買いが入り、日経平均は23,206円をつけるなど一時66円高となる場面があったが、買いが続かず午後に入ってマイナスに沈んだ。また、材料不足で値動きが乏しくなり、結局小幅安で終えた。また商いも2兆円を下回った。そうしたなか業種別では、その他製品、精密機器、卸売、サービスなど8業種が値上り。一方値下がりは、陸運、水産・農林、倉庫・運輸、不動産、繊維、鉱業など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、出前館(ジャスダック)、SUNASTERISK(マザーズ)、インターファクトリー(同)、ティアンドエス(同)、BASE(同)の上昇が目立ち、チェンジなども高かった反面、キヤノン、東芝(東2部)、KDDI、NTTドコモ、ZHDなどが安かった。日経平均株価の終値は23,138円07銭、-1円69銭、TOPIXの終値は1,615.ポイ81ント、-2.37ポイント。売買高は概算で10億27百万株、売買代金1兆8,612億円。
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