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マーケット情報

2020-08-31

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31日、米株高やバフェット子会社の日本株買いが株価を押し上げ4営業日ぶりの反発

31日、前週末の米国市場でダウなど主要株価指数が上昇して終えていたことや、取引開始前に米著名投資家バフェット氏が、バークシャー・ハザウェイの子会社を通じて5大商社株の発行済み株式数の5%を取得したと、取引開始前に伝わったことなどが投資家のセンチメントの改善につながり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は23,100円台に乗せて始まったあと上げ幅を広げる展開となり、23,342円をつけるなど一時459円高となる場面があった。午後に入っても高値圏で推移していたが、国内の政治の先行きを見極めたいとの思惑や他のアジア市場が伸び悩んでいたことから、取引終了にかけて売り物に押され、高値より約200円上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、卸売、鉱業、空運、不動産、陸運など31業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、保険の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ティアンドエス(マザーズ)、SUNASTERISK(同)の上昇が目立ち、丸紅、住友商事、三井物産、三菱商事、伊藤忠などが高かった。一方値下がりは、バンク・オブ・イノベーション(マザーズ)、NTT、KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクなどとなっている。日経平均株価の終値は23,139円76銭、+257円11銭、TOPIXの終値は1,618.ポイ18ント、+13.31ポイント。売買高は概算で13億41百万株、売買代金2兆3,508億円。
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