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マーケット情報

2020-08-19

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19日、小幅高。日経平均は反発、TOPIXは続伸で終了するも商いは低水準

19日、NY市場で、ナスダックやS&P500が過去最高値を更新していたものの、ドルが下落し、105円10銭台をつけたことなどが嫌気され、売り先行で始まった。日経平均は23,000円を割り込んで始まると、22,953円をつけるなど一時97円安となる場面があったが、安かったのは取引開始時のみで、その後はドルの反発もあって持ち直す展開となり、小幅高まで浮上して午前の取引を終えた。また午後に入ってからはドル円が105円台半ばまで値を戻したことから買いが優勢となり、日経平均は23,149円をつけ98円高となったが、他のアジア市場が軟調だったことから上値が重たくなり、結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、不動産、その他金融、空運、ゴム、陸運など22業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、精密機器、電気機器、機械、金属製品など11業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+3.28%となったほか、モダリス(マザーズ)、ブイキューブの上昇が目立ち、BASE(マザーズ)、日本電気、チェンジなどが高かった反面、アドバンテスト、ソニー、レーザーテック、太陽誘電などが安かった。日経平均株価の終値は23,110円61銭、+59円53銭、TOPIXの終値は1,613.73ポイント、+2.88ポイント。売買高は概算で9億15百万株、売買代金1兆6,966億円。
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