itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

18日、日経平均、TOPIXともに上向きの5日移動平均線を下回って始まり、前日の終値近辺でもち合いが続いていたが、プラスに浮上できなかったことや5日移動平均線上を回復できなかったことが嫌気されると、10時過ぎ頃から売り物に押される展開となった。また、日経平均が前日の安値を下回ると下げ幅を広げる展開となり、ボリンジャーバンドの上向きの＋1σを下回る場面があった。一方TOPIXは日経平均と同様に下げ幅を広げたものの、ボリンジャーバンドの上向きの＋1σの手前で下げ止まると、日経平均もわずかに＋1σを上回って午前の取引を終えた。午後に入ってからは日銀によるETF買いが入って水準を押し上げて始まると、取引終了にかけて下げ幅を縮め、TOPIXは下ヒゲ陽線、日経平均は下ヒゲ陰線を形成して終えた。そうしたなか、両指数ともに5日平均線を下回ったまま終えており、明日以降、5日移動平均線上を回復できるかが注目される。
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