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マーケット情報

2020-08-17

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17日、大幅下落。下落して始まったあと戻し切れず、GDPの結果が上値の重石

17日、日経平均は100円程下落して始まったあと、一旦下げ幅を縮め、23,248円をつけるなど一時40円安まで下げ幅を縮めたほか、TOPIXは一時プラスに転じたが、両指数ともに値を保つことができず売り直されると、取引開始前に発表されたGDP速報値が、過去最大の落ち込みとなったことが改めて意識されると、取引開始時の価格を下回り、マイナス幅を広げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは、他のアジア市場が堅調に推移していたにもかかわらず、薄商いのなか先物主導で売られ、220円安となる場面があったが、日銀によるETF買いへの期待もあって買い戻され、下げ幅をわずかに縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、空運の2業種のみが値上り。一方値下がりは、精密機器、サービス、陸運、医薬品、その他金融、食料品、化学、金属製品、ガラス・土石など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ティアンドエス(マザーズ)、BASE(同)がそれぞれ+20%超と上昇が目立ち、メドレー(同)、チェンジなども高かった。一方値下がりは、メドビア(マザーズ)、レーザーテック、中外製薬、リクルートHDなどとなっている。日経平均株価の終値は23,096円75銭、-192円61銭、TOPIXの終値は1,609.82ポイント、-13.56ポイント。売買高は概算で8億19百万株、売買代金1兆5,014億円。
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