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マーケット情報

2020-08-06

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6日、続落。午後に下げ幅を広げるも下げ渋って終了

6日、NY市場でダウなどアメリカの主要株価指数は続伸して終えていたものの、国内では業績発表が進むなか、警戒感の方が優勢となり続落で取引が始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、直ぐに切り返してプラスに浮上し、22,587円をつけるなど一時72円高となり、強含む場面があったが、他のアジア市場が下落して始まると、東京市場も再びマイナスに沈んだ。また午後に入ってからは、午前の安値を下回ったことがセンチメントの悪化につながり、22,362円をつけ151円安となるなど弱含んだ。ただ、日銀によるETF買いへの期待もあって売り込む動きは見られず、下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、保険、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、建設、その他金融など14業種が値上り。一方値下がりは、食料品、陸運、倉庫・運輸、電気・ガス、不動産、医薬品など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUNASTERISK(マザーズ)が+17.76%と上昇が目立ったほか、シャープ、オリックス、ネクソン、ZHDなどが高かった反面、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)、ホンダ、ユニ・チャームの下落が目立ち、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクトロンなどが安かった。日経平均株価の終値は22,418円15銭、-96円70銭、TOPIXの終値は1,549.88ポイント、-4.83ポイント。売買高は概算で10億79百万株、売買代金1兆9,955億円。
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