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2020-07-30

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30日、さえない業績とコロナの新規感染者数の増加が嫌気され日経平均は5日続落

30日、米金融政策を決めるFOMCが開催され、金融緩和を継続すると伝わったことから買い安心感が広がり、NYダウなど米主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場も反発して取引が始まった。日経平均は小幅高で始まり、22,506円をつけるなど一時109円高となる場面があったが、国内の決算発表が本格化していることもあって様子見ムードが広がり、上値の重たい展開となった。また、東京都内のコロナウイルスの新規の感染者数が360人以上と伝わったことが嫌気されると、午後に入ってマイナスに沈み、手掛かり材料不足から、そのまま小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、証券、商品、精密機器、情報・通信、輸送用機器の4業種が値上り。一方値下がりは、空運、電気・ガス、陸運、鉱業、銀行、建設、その他金融、鉄鋼、繊維など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)が+11.67%で上昇が目立ったほか、エムスリー、野村HD、ソフトバンクGなどが高かった反面、花王、オリエンタルランド、資生堂、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は22,339円23銭、-57円88銭、TOPIXの終値は1,539.47ポイント、-9.57ポイント。売買高は概算で13億00百万株、売買代金2兆2,659億円。
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