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マーケット情報

2020-07-28

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28日、下落。都内の感染者の増加が重石となり午後にマイナスに転じて終了

28日、NYダウなど米主要株価指数が反発して終えていた反面、為替市場ではドル円が105円台前半で推移するなど、好悪材料が重なり、東京市場はまちまちで取引が始まった。日経平均は小幅な反発で始まったあと、しばらくもみ合いが続いていたが、9時半過ぎ頃から仕掛け的な225先物の買いが入って上げ幅を広げると、22,842円をつけるなど一時126円高となる場面があった。一方昼休み中に東京都内の新規の感染者数が260人超と伝わり、上げ幅を縮めて取引が始まると、上値の重たさを嫌気した売り物に押され、しばらく前日の終値近辺でもみ合っていたが、薄商いのなか取引終了にかけて売り物に押され、わずかに下げ幅を広げて終えた。日経平均は3日続落、TOPIXは反落となった。そうしたなか業種別では、医薬品、精密機器、情報・通信、非鉄金属、紙・パルプの5業種が値上り。一方値下がりは、空運、電気・ガス、不動産、陸運、輸送用機器、鉱業、機械、繊維など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共が+10.28%と上昇が目立ったほか、富士フイルム、ソフトバンクG、SUMCOなどが高かった反面、テラ(ジャスダック)が-23.60%と値幅制限いっぱいまで売られ下落が目立ったほか、Aiming(マザーズ)、弁護士ドットコム(同)、セブン&アイHDなどが安かった。日経平均株価の終値は22,657円38銭、-58円47銭、TOPIXの終値は1,569.50ポイント、-3.50ポイント。売買高は概算で10億88百万株、売買代金1兆9,878億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)